禅に学ぶ暮らしの整え方【吉村昇洋】②

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吉村昇洋さんの「禅に学ぶ暮らしの整え方」には、掃除は、「すばやく、かつていねいに」を心がけると良いと書いてありますが、ゆっくりダラダラと掃除をすると、どうしても「我」が出やすいということです。
この場合、「我」とは、自分の思い、自分の価値基準、先入観、固定観念などです。

仏教には、「一切行苦(いっさいぎょうく)」=(すべては苦である)という言葉があるそうです。
「苦」とは、自分の思い通りにならないこと」です。
「我」という自分が出すぎてしまうと、ストレスが強くなってしまいます。

そのために、掃除が辛いものとなり、「この家の造りが悪いから、掃除がしにくい」など、他の物や他人のせいにしたり、結局は「我」=自分自身が作り出しているものです。
そういった「我」を出さないために、「すばやく、ていねいに」を心がけて掃除をすると良いそうです。
これは掃除だけでなく、さまざまな場面で使えますね。

「我」が出ると、余計な思考にとらわれてしまいます。

掃除に取り組むときも、なるべく気づいたらすぐに取り掛かり、余計な思考が入り込む余地をできるだけ少なくしたいですね。

「掃除は心のちりを払う」といわれたりしますが、掃除をどのようなものにするかは、自分自身の意識づけによります。
そうした捉え方で、掃除に臨んでみてはどうでしょうか…。

 

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